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親子親睦デー参観(年長児)~家族のみんな ありがとう~

2019.06.23

6月22日(土)

親子親睦デー参観がありました。

子どもは遊びの天才です。

そんな年長児のぐんぐん成長する姿を見て頂きたいと思い

この参観を企画致しました。

ふれあい遊びでは、ご家庭でも親子で出来る遊びを紹介しようと

  「アルプス一万尺」や

新聞紙を使って 「どれだけ長くちぎれるかなゲーム 」

を行いました。

出来る出来ないに関わらず、親子で奮闘し、会話が弾む姿を見て、

子ども達の心に残る一日になったのではと感じております。

また、中には子ども達から

 「できんもん。 」という声が聞こえました。

年長児だからこそある、自尊心や競争心の芽生えを感じる一言でした。

今だからこそ、沢山の経験を通じて、

達成する喜びを素直に感じる感性や

自分自身に負けない心が築かれることと思います。

是非、お子様と一緒に心や体の成長につながる遊びを経験して頂きたいと思います。


また、新聞紙を使うというのには、もう一つ隠れた要素があります。

新聞紙という破れやすい材料は、

“心と向き合うことを考える”にはとってもぴったりな材料です。

例えば、
お友達とトラブルになった時は
この新聞紙を破って見せてあげることもあります。

『この新聞紙をテープものりも使わず、
元通りにしてみてごらん。 』

すると、子ども達は何と答えるでしょう。

多くの子ども達は、

 『できない。 』

と、すぐに答えます。

『でも、もとに戻してほしいの。考えてみて。 』

という私の質問に一生懸命考え、何とか新聞紙を動かし、やってみようとしますが、


元には戻りません。

人の心も目には、見えないけれど、
一度壊れると、元には、戻れないこともあるのだと知る気づきをつくるようにしています。


今、子ども達の取り巻く環境はすさまじい勢いで変化しています。

その『変化 』にも対応する

心と体と知恵を育む為に必要な教育=遊びの環境を

さらに先生達と深めていきたいと改めて感じる参観となりました。

家族のプレゼントは『感謝のメッセージマスコット 』を作っています。

少しでも、家族に笑顔、笑いが起きれば・・・。との思いから、びっくり箱のような揺れる

手足を作ってみましたよ。

年長さん。

家族でちぎった新聞紙は、今度どこまで続くか、実験してみようね。

それでは、また月曜日。